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パパ建築士の部屋

第19話 《敷地と語ろう》

今回は、前回の「その土地で大丈夫?」に引き続いてマイホームを建てる「敷地」についてお話しします。
前回は、建蔽率だの用途地域だのとちょっとお堅い内容でした。数字アレルギーの方にはお読みいただくのがさぞや苦痛だったことと存じます。そこで今回は感性、五感に訴えるお話しです。
土地探しの場合、「最寄り駅徒歩何分」とか「○○中学校学区内」とか「大型スーパー300m」の案内が目に飛び込んで来ますが、意外とその土地自身のことは見落としがちです。
ある程度候補となる土地が見つかってきたら、じっくりとその敷地と語りあってみて下さい。
ちなみに「敷地」とは建築物(屋敷)が建っているもしくは建てるための土地のことを言います。

「敷地」をひもとく

家づくりは、まず敷地と語りあうことからはじまります。自分の敷地に何度も足をはこび、まわりを見て、音を聴き、においを嗅いでみてください。
敷地のオモテはどうなっていますか?お隣はどんな家ですか?近くに音やにおいのする建物はないですか?
あなたの五感のすべてをフル活用して、敷地と語りあってください。五感を研ぎ澄ませば敷地は雄弁に語りかけてくれます。
できれば休日の昼間だけではなく、夜、そして平日と、曜日や時間帯を変えて家族みんなででかけて、家族でそれぞれ感じたことを話しあってみてください。きっと意外な発見や驚きがあるはずです。そして見たもの感じたことを下のスケッチのように簡単にメモしておくと、その後の実際の建物の設計に大変役にたちます。

Aさんの敷地の場合 Bさんの敷地の場合

*どんなことでも気がついたことはメモ。これらをもとに設計士とディスカッションを。

▲画像をクリックすると拡大されます

「敷地」はどんな顔をしていますか?

敷地の状況をきちんと把握するためには、カメラでいろいろな角度から写真を撮ることをおすすめします。
自分の目で見るから大丈夫だと思っていても、意外と見落としていたり、あらためて気付くことも多いはず。敷地の中心に立って、カメラの高さを一定にし、グルリと見回すようにシャッターをパチリ。
プリントをつないで360°のパノラマ写真にすると、敷地全体が手にとるようにわかります。
さらに、見晴らしの良い方向や、敷地の弱点と思われる部分も実際に間取りを想像しながら撮っておきましょう。
敷地の顔がさらによく見えてくるはずです。

*名探偵ばりの気配りで。

おまけ きっと役にたたない建築豆知識 その19

「建て前」
(たてまえ)

建て前とは、

木造の建物を造る過程において、柱や梁などの骨組みが出来、棟(むね)が上がるまでの工事のこと。
また、棟が上がった時点で家屋の安全を祈願して行われる祭事で「上棟式(じょうとうしき)」「棟上げ(むねあげ)」とも言う。

それが転じて、

表向きの方針や原則を意味するようになる。

やはり、

「本音」と「建て前」は日本人独特の文化なのでしょうか?

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