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パパ建築士の部屋

第11話 「男の隠れ家」

「男の隠れ家」。我々男性にとってなんと魅力的な響きをもった言葉でしょう。
夢のマイホームを考えるパパにとっても「隠れ家」は無理でも「隠れ部屋」、それも無理なら「タタミ2帖でも」と、思いを馳せる方は少なくないと思います。
統計的にみても新築時にパパの希望する空間は、「ゆったり入れるお風呂」と「ぐっすり寝られる寝室」についで狭くても「書斎」というのがベスト3です。
数年前にはヤマハから「アビテックス マイルーム」という広さなんと約1.5帖の個室が発売されました。これは究極かと思いますが、ネットカフェ世代がパパになると抵抗感はないのかもしれませんね。
と、いうことで今回は「パパのお城」の対極的な2つの実例をご紹介します。

「ひとりで」それとも「みんなのそばで」?

従来「親父の書斎」というと、子どもにとっては勝手に入ると叱られる、でもとっても入ってみたい怖くもあり反面魅力的な部屋でした。それが近年では寂しがりやのパパが増えたせいか独りで何かに没頭したいけど家族の気配も感じていたいという傾向が現れてきているようです。実際わたしもこのサイトをつくるのは大概休日にテレビを見ている家族の傍らのダイニングテーブルで作業をしていることが多い気がします。
さて、あなたはどちらのタイプ?

ひとりで「ガレージ上の離れ空間」

右の写真は、ガレージの2階に造った文字通り離れになった「パパのお城」。下の絵のように母屋からは完全に隔離されていて、2階の部屋から渡り廊下、バルコニーを経由してしか行き着く方法がありません。6帖ほどの空間ですが程よい篭り感のある隠れ家です。ガレージの上なので振動や音漏れを気にすることなく音の出る作業や音楽鑑賞に没頭できます。
家族との時間はもちろん大切だけど独りになれる時間、空間も大事という方におすすめです。ただし、敷地と資金に余裕がないとちょっと実現は難しいかもしれません。

みんなのそばで「開放されたお城」

*ここは散らかしてもママに叱れないパパのお城

*扉もなしで誰でも出入り自由

*すぐ横には縁側と池が

前述の「隠れ家」とはうって変わって家族出入り自由の空間です。
家族が自然と集まるコモンスペース(共有空間)のすぐ横に造られた「開放されたパパの城」は、めだかのいる池のある庭とも繋がった開放感あふれる空間です。夕食後にパパが明日の釣りの仕掛けを準備しているとお兄ちゃんが興味深げに寄ってきます。そんな誰でも自由に出入りOKな空間です。また独りで何かをするときも家族の気配を感じながら、お互い居心地のよい距離感で繋がっています。
床の仕上げを一段下げてタイル仕上げとしておけば、多少の汚れは気にすることなく趣味に没頭することも可能です。

おまけ きっと役にたたない建築豆知識 その11

「几帳面」
(きちょうめん)

まず几帳とは、

よく時代劇や平安絵巻で見かける公家のお屋敷などで使われた簡易間仕切りの一種。T字型の柱に薄絹をかけた可動型の衝立のこと。

そして几帳面とは、

几帳の柱の角に施された面取り(エッジの処理)方法のこと。
一度角を削った後にさらに刻み目を入れた繊細な面取り。

転じて、

物事を細かいところまで気を配り丁寧にきちんと行う様を表すようになる。

ところで、

よく血液型がA型の人は几帳面といわれますが、本当???

子育てをがんばるパパを応援する住まい 三井ホームのモデルハウス
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