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パパ建築士の部屋

第5話 コモンスペース ア・ラ・カルト(1)

今回と次回は第4話でお話しした「コモンスペース」についてもう少し具体的に事例をふまえてご紹介します。いくつかの事例のなかから「これはいいな」とご共感いただけるものがありましたら、是非ご自宅をご計画の際に参考にしてみてください。

 「キッズ リビング」

まだ就学前のお子様がいるご家庭であればリビングやダイニングというコモンスペースが、量の多少の差はあれど子どものおもちゃや絵本で占拠されている日常を経験されたことがあるとおもいます。そこで、この散乱したした子ども関連グッズをそれなりに(完璧にはムリですが)整理するアイディアです。まず、リビングやダイニングの一角になんとか1.5帖から2帖程度のスペースを確保してください。ここを子ども専用のスペースとして背の低い置き家具収納などで緩やかに仕切ります。するとそこは家事をしながらでも親の目が行き届き、子どもにとっても見守られながら遊べる安心感のある、親子の気持ちの通じ合える遊び場となります。ウォッシャブルなカーペットを敷いたり、壁には自由に落書きができる黒板をかけたりと、工夫次第で子どもの感性を育む場となり得ます。ただ、ここで大切なことはおもちゃや絵本をきちんと仕舞える収納を設けることです。これは部屋の美化だけでなく、子どもの躾けや考えてモノを仕舞う能力の発育にも役立ちます。また、仕切りはあくまでも移動可能な置き家具にしておくと、子どもの成長に合せて自由に空間を設えることができます。

▲コモンスペースの一部を置き家具で緩やかに仕切る

▲思う存分空想の世界をひろげて

大きなダイニングテーブル&収納ベンチ

▲ベンチの下が収納に・・・

みなさまのご家族は何人家族でしょうか? 3人、4人、それとも5人? いずれにしても最低6人以上が掛けられるテーブルをお薦めします。具体的なサイズとしては1m×2m以上(上の実例は1m×2.1m)。たとえソファを置くスペースを我慢してでもイチオシです。おじいちゃん、おばあちゃんや友人家族を招いての会食はもちろん、日常のいろいろな場面で大活躍することでしょう。たとえば、大物のアイロンかけ、兄弟並んでのお絵かきや勉強、ママが主役のパンづくり教室、パパが趣味の道具を思い切りひろげたり、残業で遅く帰ったパパの食事のはす向かいでボクが絵本を読んでいたり・・・。さらにベンチの下が収納になっているなら、後片付けも楽チンで家族のコミュニケーションの中心になること間違いなしです。

おまけ きっと役にたたない建築豆知識 その5

「三和土」
(たたき)

三和土とは?

昔の民家などで見かける玄関や厨房の土間のことです。
現在ではコンクリートやモルタルで仕上げられていますが、もとは「土」で造られていました。その「土」の強度や耐久性を向上させるために、「石灰」や「苦汁(にがり)」を混ぜていました。主にこの三種類の材料を混ぜ、たたいて固めたことから「三和土」と表記し「たたき」と読むようになりました。
これを知っていると、ちょっと鼻高々です。

つまり、

鰹(かつお)の「たたき」とはなんの関係もありません。

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