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パパ建築士の部屋

第3話 部屋と階段とわたし♪♪♪

このタイトル、お父さん世代であれば言わずと知れた歌?
かつて仕事柄「部屋と階段」についてあれやこれやと考えていたとき、ふとこのタイトルが思い浮かび、以降、階段のことを考えるたびにエンドレステープのごとく、 あのメロディが頭の中で流れます。
今回のコラムを読み終える頃にはきっとあなたも「♪部屋と階段とわたし〜」と口ずさんでいるはずです。
さて、前置きが長くなりましたが、この「階段」というものは住宅を設計するにあたり物理的にも精神的にもとても大切なファクターであり、時として間取りを考える出発点でもあります。今回はこの階段についてのお話です。

階段の役割は何?

第2話で「家族のコミュニケーションと階段の位置」についてお話をしました。今回はさらに「階段の役割」につて2つのご提案をいたします。
「大辞林 第二版」によりますと、階段とは「高さの異なる所への上り下りのために作った段々の通路(抜粋)」とあります。
確かに家において上下階をつなぐ通路としてなくてはならぬ役割を担っています。(マンションや平屋建てはのぞきますが・・・)
それ以外にも第2話でご紹介したように家族をつなぐ役割も持ちうるのです。そして単なる通路や動線としてだけでなくこんな使い方もあります。

提案(1) 階段ギャラリー

階段の側面や正面の壁を23pだけ余分にとってください。
するとそこはただの通路から素敵なホームギャラリーに大変身。さらにちょっと腰掛けられるベンチがあれば最高です。2階に上がるときや寝室からでてきたときにふと立ち止まり、目に付いたアルバムをながめたりと生活に変化が生まれます。また家族以外にはちょっと気恥ずかしい家族の写真や思い出の品々、はたまたお子様が夏休み前に学校から持ち帰る恐怖の芸術作品(?)の数々を気兼ねなく展示するにはうってつけのコーナーです。
ひとりふたりと集まれば思い出話から新たなコミュニケーションが生まれます。
23pの奥行きがあればA4サイズのアルバムをはじめ、たいていのものが展示できます。ぜひ設計に取り入れてみてください。

提案(2) 階段SOHO

L字型に曲がる階段の踊り場をちょっと拡げてみました。
大きさは家全体の大きさや間取り、予算によりますが1帖半もあれば十分です。同じコモンスペース(共有空間)にあっても数10センチの高低差のあるこの空間は、家族の気配を感じながら自分の仕事や趣味に没頭できる異空間です。
その秘密は目線の高さの違いと空間の狭さ加減。見えるけど必要以上に視線が交わらない。広すぎずに囲われ感がある。
これが落ち着く理由です。そして別室の書斎と違い、階段を行き来する家族とも自然とコミュニケーションが広がります。

おまけ きっと役にたたない建築豆知識 その3

「とうりょう」
(棟梁)

とうりょうとは?

組織や仕事を束ねる中心人物のこと。棟(むね:屋根を頂部で支える構造材)と梁(りょう、はり:柱と柱の間に渡された構造材)という建物において重要な構造を、たとえに用いた言葉。昔は、武士や僧侶の社会の筆頭格を指すことが多かったが、現代社会では大工の元締めや現場監督、現場代理人などを指す尊称。

しかしながら、

芝居などの掛け声での「いよ、ダイトウリョウ」は「大統領」であり「大棟梁」ではない。

*出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」

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