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パパ建築士の部屋

第2話 目は口ほどに

第1話では、パパの子育てのメイン舞台は「家」であり、
その舞台づくり(家づくり)の良し悪しが頼れるパパか否かを
決める重要なファクターであることをお話ししました。では、
どんなふうに、どんなふうな舞台をつくっていけば良いのでしょうか?
今回からは、そのあたりのヒントをお話ししていきます。

▲最近はコモンスペース(共有空間)に階段が

すべてはコミュニケーションのために

子どもの心とからだの健全な成長にとって親子のコミュニケーションが必要不可欠であることは言うまでもありません。
(どんな育児書を読んでも否定しがたい定説なので解説は割愛します。)では、この大切な親子のコミュニケーションのために
「家づくり」でできることは何でしょう。それは、より多くのコミュニケーションが生まれるきっかけもしくは生まれやすい空間を
つくることです。家族が自然と集まる空間や日々の生活の中で自然と目と目が合う(視線が交わる)間取りを考え、家づくりに
取り入れていくことが、コミュニケーションづくりの強力な助っ人となるのです(あくまでも助っ人ですが・・)。
舞台でいうところの役者さん同士の「阿吽(あうん)の呼吸」、「アイコンタクト」というやつです。スキンシップや会話ももちろん
大切ですが、それ以外に「気配」とか「視線」を感じるということが家族のコミュニケーションや安心感につながっていくと思います。
たとえ一緒に何かをしなくても、そばにいるだけでも家族のコミュニケーションは成立します。

▲「一緒に・・そばで・・」気配を感じるコモンスペース

▲コモンスペースを中心に各部屋が繋がる

視線の交わる動線計画

ここ数年、住宅雑誌や建売住宅のチラシをみていると、リビングに階段のあるプランをよく目にします。従来の間取りだと階段は
大抵、玄関のそばか廊下の一角にありました。それが昨今の流行りは、リビングやダイニングなどのコモンスペース(共有空間)
の中に入り直接2階のプライベート空間へとつながっています。言い替えるとコモンスペースを中心に玄関や水周り、
そして寝室などのプライベート空間が繋がっている間取りです。
日常の生活の中で建物内の移動や外出、帰宅の際にキッチンやリビングにいる家族とのコミュニケーションが自然と生まれる
工夫です。最近ではすっかり定着した「対面型キッチン」も視線の交わる間取りの良い例です。
ところで皆さんのお宅では家族で共用するパソコンをリビングの片隅に置き、家族に背を向け暗い壁に向かって使ってはいませんか?
パソコンデスクの向きをちょっと変えて、家族の動きがなんとなく視界に入るようにしただけで、今までとは違う新鮮な
コミュニケーションが生まれるかも知れませんよ。ぜひお試しください。
「目を見ればお互いわかりあえる」。そんな家族でありたいものです。

おまけ きっと役にたたない建築豆知識 その2

「かすがい」
(鎹)

かすがいとは?

日本の在来木造建築において、柱や梁(はり)などの木材と木材を繋ぐ金物。ホチキスの針のオバケのような形状で、2つの木材が離れないように繋ぎとめる役割を果たす。

かすがい(鎹)

そこで、

夫婦を繋ぎとめる重要な役割を果たすこどもを称して「子は鎹(かすがい)」と言われるようになる。なるほど、なっとく!

子育てをがんばるパパを応援する住まい 三井ホームのモデルハウス
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