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パパと遊ぶ
毎回1つのテーマにそって選りすぐりの児童書をご紹介 papa@図書コーナー 子どもといっしょに読んで、大人のためにもなる──。
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Vol.10 おふろが大好きになる本

──かわいい赤ちゃんを授かったパパの最初の仕事は、なんといっても「おふろに入れること」ですね。沐浴の時期はおとなしくしていたお子さんも、成長とともに「おふろなんて入りたくない!」といい出すことも少なくないようです。今回は、毎度四苦八苦しているパパにお届けします。おふろはからだをきれいにするだけでなく、親子の大切なコミュニケーションの時間です。いっしょに、楽しく入りましょう。

『おふろごっこ』

絵本『おふろごっこ』

作・きむら ゆういち 絵・長野ヒデ子 佼成出版社 2006

あらすじ

「ゆまくん、おふろよー!」
「やだ! いま テレビ みてるんだもん!」
ママのいうことを聞かないゆまくんに、パパはいいました。
「よし、じゃあ パパとぶくぶくザーザじまへ たんけんにいこう!」
「ええ?! ぶくぶくザーザじまって どんなところなの?」
「おもしろいことがいっぱいある しまだよ」
パパとゆまくんは、はだかになって、たんけんに行きました。

おすすめポイント

おふろをいやがる子を前にすると、「入らなきゃダメだ」と、頭ごなしに命令しがちなものです。この作品のパパは、おふろに入ることを冒険に置き換えて、ゆまくんを上手にいざないます。叱るだけ、いさめるだけではなく、ときにはこんな角度を変えたアプローチも、有効なんですね。子育てにはママとの役割分担とともに、ちょっとしたクリエイティビティが必要だという、作者のメッセージが感じられる作品です。

『おふろだいすき! ぷっぺ』

絵本『おふろだいすき! ぷっぺ』

作絵・よしながこうたく 小学館 2009

あらすじ

テッポウウオの「ぷっぺ」は、はじめてお父さんにおふろやさんにつれてきてもらいました。ぷっぺにとって、はじめてのおふろやさんは驚きの連続でした。スカンクのいる泡ぶろ、電気うなぎのいる電気ぶろ、あつーいサウナ、白くまのいる水ぶろ・・友だちをみつけて、ついついはしゃいでしまったぷっぺ。ついに、大きなたぬきのおやじに叱られてしまいました。
「ぼうずども、さっきからめいわくをかけおって!」
ぷっぺはお父さんのところへいちもくさん。
「たすけてお父さん!」
さて、お父さんはどうしたでしょう? (それは読んでのお楽しみ)

おすすめポイント

パワフルでユニークな作風で話題をよんだ『給食番長』(2007)の作者、よしながこうたくさんの新作です。今回の舞台は銭湯。スカンクのいる泡ぶろや、電気うなぎのいる電気ぶろなど、登場する動物たちのキャラクターが魅力たっぷりです。おうちのおふろが嫌いな子も、こんな銭湯なら行ってみたくなるはずです。ぷっぺもはじめての銭湯でいろいろな経験をして、銭湯もおふろもお父さんも大好きになったことでしょう。
もとは、安藤哲也さんの『Papa’s絵本33〜パパのためのRock’N絵本ガイド』のために書き下ろされた作品です。内容は少し変わっていますが、本書のほうが「お父さん、スゴい!」という感じが強調されています。ぜひ両方読み比べてみてください。

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